整髪料にはワックス以外にもジェルやグリース、ムースなど様々な種類がありますが薄毛の人にとってこれらは使い方を間違えると命取りになる危険なアイテムです。特にジェルやグリースは水分と油分が多くウェットな質感に仕上がるため髪を束にしてしまい地肌の透け感を強調するだけでなく時間が経つと固まってパリパリになり手直しができなくなるというデメリットがあります。しかしバーバースタイルなど特定の髪型においてはツヤ感が求められる場合もありその際は速乾性のあるハードジェルを使い根元を立ち上げながら素早くセットすることでボリュームをキープしつつ清潔感を出すことも可能です。一方ムースは水分が多く泡状で出てくるため髪全体に馴染ませやすくパーマヘアのウェーブを出すのに適していますが付けすぎると重くなるため水分量の少ないフォームタイプを選ぶのが賢明です。またスプレーは仕上げに使うことでスタイルを一日中キープする強力な武器となりますが近づけすぎて噴射すると一部分だけカチカチに固まって不自然になるため遠くから霧を纏わせるように全体に吹きかけるのがコツです。最近ではバームやオイルといったケア成分配合のスタイリング剤も人気ですがこれらはあくまで保湿やツヤ出しが目的でありセット力は弱いため薄毛のボリュームアップには不向きですが乾燥してパサつく毛先だけに少量つけることで痛んだ髪を健康的に見せる効果は期待できます。結局のところ薄毛に最適なのはマットワックスやドライワックスといった油分の少ないアイテムでありこれらをベースにスプレーで補強するという組み合わせが最も失敗が少なく自然な仕上がりを実現できる黄金比と言えるでしょう。薄毛スタイリングにおいて最強の組み合わせと呼べるのがマットワックスとハードスプレーのタッグでありこの二つを使いこなすことで一日中崩れない鉄壁のボリュームヘアを作ることができます。まずドライヤーで髪を完全に乾かし根元を立ち上げるベース作りを行いますがこの時点で8割方のシルエットを決めてしまうことが重要です。次に小豆大のマットワックスを手に取り手のひら全体に透明になるまで伸ばしてから後頭部→サイド→トップの順に揉み込み最後に手に残ったわずかなワックスで前髪を整えますがこの時「空気を含ませる」ように散らしながら付けるのがポイントで束感を作りすぎないように注意します。そして仕上げにハードスプレーを登場させますが頭から20〜30センチ離して全体にまんべんなく吹きかけ表面をコーティングすることで湿気や風から髪を守りマットな質感をキープします。特に前髪やトップの立ち上がり部分にはスプレーを指先に取って直接つまむようにして付ける「指スプレー」というテクニックを使うと狙った部分をピンポイントで補強でき一日中へたらない強固なセットが可能になります。このマットワックス×ハードスプレーのコンビはテカリを抑えて自然に見せつつ最強のキープ力を発揮するため薄毛特有の「夕方になるとペタンコになる」「汗で崩れる」という悩みを解消し自信を持って一日を過ごすための必須スキルとなるはずです。
ジェルやグリースはNG?薄毛に適した整髪料の種類