自分では直接見ることができないためにおでこの生え際以上に発見が遅れがちなのが頭頂部いわゆるつむじ周辺の薄毛ですが多くの人は合わせ鏡をして初めて自分の頭のてっぺんが薄くなっている事実に気づき愕然とするというパターンを辿ることが多くこのつむじハゲの基準をどこに置くかは非常に悩ましい問題でありなぜならつむじというものはそもそも髪の毛が放射状に広がって生えている起点であるため健康な髪の人であっても地肌が見えるのは当たり前の構造だからです。しかし正常なつむじと薄毛が進行しているつむじの間には明確な違いが存在しておりまず最も分かりやすい基準は地肌の色にあり健康な頭皮は青白く透き通った色をしていますが炎症を起こしていたり血行が悪かったりすると赤っぽく鬱血したような色や茶色くくすんだ色に見えることが多くさらに薄毛が進行しているつむじ周辺の地肌は紫外線の影響を直接受けて日焼けしていたり乾燥してカサついていたりと明らかに周囲の頭皮とは異なる不健康な様相を呈していることが多いのです。またつむじの渦の巻き方がはっきりとしており地肌が見える範囲がコイン程度の大きさで収まっているならば正常範囲と言えますが渦の形状が崩れて不明瞭になり地肌の見える範囲が枝分かれするように不規則に広がっていたり周辺の髪の毛が細く弱々しくなっていたりする場合は注意が必要であり特に強い照明の下や日光の下で頭頂部を見たときに地肌が露骨に透けて見えたり髪の毛の密度が明らかに低下して頭蓋骨の丸みが透けて見えるような状態であればそれはもはや「つむじが大きい」というレベルを超えて薄毛の範疇に入っていると判断すべきでしょう。さらに手触りによる基準も重要でありシャンプーをする時や髪を乾かす時に頭頂部の髪だけが妙にペタンとしてボリュームが出ず指に絡まる髪の感触が頼りなく感じるようになったりドライヤーの風を当てた時に地肌がすぐに露出してしまったりする場合も危険信号であり本来であれば太く硬い髪が密集しているはずの頭頂部において一本一本の髪が細くなりコシを失っている証拠です。またスマートフォンのカメラ機能を使って頭頂部を撮影し画像を拡大して確認することも有効な手段ですがその際に毛穴の一つ一つから生えている髪の本数を確認し一つの毛穴から二本三本と束になって生えている健康な毛穴が減り一本しか生えていない毛穴やそもそも髪が生えていない空の毛穴が目立つようであればそれは密度の低下を意味しており薄毛の進行基準を満たしていると言えます。結局のところつむじの薄毛基準は「地肌の見え方」と「髪の質」の掛け合わせで判断されるべきものであり単に地肌が見えるからといって即座に薄毛と決めつけるのは早計ですが以前と比べて地肌の露出面積が増え髪の立ち上がりが悪くなっているという実感があるならばそれは確実に進行しているサインなのです。
つむじの透け具合と渦の巻き方で見極める頭頂部の危険信号